2/18(日)に「やくみつるのエキセントリックジャーニー展」の開催を記念し、やくみつる先生をお招きしてトークイベント&サイン会を開催いたしました。
その様子をフォトレポートいたします!
コンベンションホールの緞帳と同じデザインのTシャツを着用して、やくみつる先生登場!緞帳とシンクロしていてお似合いです。
『まずはこちらのお手紙からご紹介します』
2020年8月、初めてまんが美術館長にやく先生から届いた4枚に渡る直筆のお手紙を、まんが美術館館長がスライドで紹介。
そして原画収蔵に至った経緯を、やく先生が紹介してくださいました。
「両親が秋田県鹿角市出身ということもあり、秋田県に帰属意識があった。横手市増田まんが美術館が漫画家の原稿を恒久的に管理してくれるということを知った。」
「日々、日刊紙に描いているが、どうにかしたいという気持ちがあり、まんが美術館に手紙を送り、ご快諾をいただき、収蔵することになった。」
収蔵整理の期間にコロナ禍に入り、本来は早めに企画展開催と考えていましたが、『やくみつるのエキセントリック・ジャーニー』(帝国書院)発刊を機に、コラボして企画展を行うことになった経緯をお話いただきました。
さっそく、書籍『やくみつるのエキセントリック・ジャーニー』に沿ってトークが進行。
初めて外国旅行にいったのは30才の頃。アメリカでの珍事件のエピソードでは、会場は大盛り上がり!
新婚旅行で訪れたボリビア。無類の蝶好きのやく先生。貴重な蝶「モルフォチョウ」を夫婦で協力して捕まえた素敵なエピソードを披露。
これまでに訪れた国は実に100ケ国以上!!
アイスランドで一緒のツアーに参加した方とアルゼンチンで偶然の再会を果たしたエピソードは、先生の絶妙なトークも相まって、会場は沸きました。こんな偶然、本当にあるんですね!
多趣味で有名、そしてクイズ番組でもご活躍のやくみつる先生。
書籍の話以外の話題も。クイズ番組の裏話や、相撲の話でも会場は盛り上がりました!
最後に、やく先生から今後の展望やまんが美術館への思いについてお話いただきました。
「この『エキセントリック・ジャーニー』はまだ旅の3分の1しか掲載できていない。ここから拍車がかかっていく。その分、色んな土産品がどんどん増えていく。これは映像として記録されているというものではなく、本当に自分たちの中で、完結させていたことだった。こうして本を出していただくことも、それから派生したトークイベントを開いていただくことも、全く想定していないことだったため、望外の喜びというものもある。ここにきれいに飾ってもらっている展示物を見ると、他の物も、日の目を見たがっているんじゃないかと感じる。また続刊につなげたい。」
「まんが美術館の常設展示の方々の原稿も美しいものである。それがこういう形でアーカイブルームに保存されているのかということをご理解いただければ。初めてお越しになった方や遠方から来られた方も、「この巨大な箱ものは何ぞ?」と思うでしょう。その中に、めくるめく原画の世界が実は展開されていて、ちょっと驚きでもあろうかと。ぜひそこのところも、特別展と合わせて本来の原画を保管する機能とご覧いただければ。」
トークイベント終了後は、やくみつる先生のサイン会を開催!
参加者は、書籍『やくみつるのエキセントリック・ジャーニー』にサインとイラストを描いてもらいました。サイン中も、参加者との会話が弾んでいました。
やくみつる先生ありがとうございました!
イベントにご参加いただいた皆様も、ありがとうございました!
今後も皆様に楽しんでいただけるようなイベントを企画してまいります。
イベント情報については、HPやSNS等で随時告知していきますので、是非チェックしてくださいね!