『山田はまち原画展』の開催を記念し、開幕初日である11/9(土)に「オープニングセレモニー」を、関連イベントとして、12/14(土)に秋田県内の高校生華道部とのコラボイベント&山田はまち氏サイン会、1/4(土)に秋田工業高等学校吹奏楽部によるマーチングバンド演奏と山田はまち氏トーク&サイン会を開催いたしました。その様子をレポートいたします!
今回のイベントは、山田はまち先生の代表作『ハナイケルー川北高校華道部-』の世界観を体験していただくイベントとして開催しました。また、地元の高校生華道部とのコラボイベントを開催したいという先生の強い希望と、秋田県内で華道部として活躍している秋田県立平成高等学校、秋田県立湯沢翔北高等学校、秋田県立横手城南高等学校3校のご協力により実現したイベントです!
3校の華道部が入場!
いけこみのルールは1チーム3人で、1人10分ずつ交代して作品を作り上げていきます。
カウミソウ、ピンクのバラ、オンシジウム、紫のチース、ゴッド、ハラン、アレカヤシ、サンゴミズキの8種類の花材を使用し、【2025年の抱負】をテーマに、生け花を披露していただきました。
秋田県立平成高等学校「羽蝶蘭」
秋田県立湯沢翔北高等学校「翔北初桜」
秋田県立横手城南高等学校「花こまち」
各高の生徒の皆さんから完成した作品に込めた想いや、アピールポイントを発表していただいた後、山田先生が完成した作品を見て、それぞれに合った賞を決めることに。
生徒の皆さんとお話しながら審査中です。
同じ花材でも、それぞれ違う作品が生まれました。
高校生の真剣なまなざしや、作品に込めた【2025年の抱負】の発表に感動したイベントでした。
「ハナイケル」の世界観を再現した今回のイベント。開催にご協力いただいた山田先生、3校の皆様、ありがとうございました!
今回のイベントは、山田はまち先生の代表作『みかづきマーチ』の世界観を体験していただくイベントとして、先生の母校でもある秋田県立秋田工業高等学校吹奏楽部をお招きし、マーチングバンドの演奏会を開催しました。また、先生のトークイベントや新刊コミックスの発売を記念したサイン会も行われました。
この曲は初めて全国大会に出場した時の曲で、山田先生も現役時代に演奏したことがあるそうです。
会場があたたかな雰囲気に包まれました。途中のトランペットソロも印象的でした。
今年創部70周年を迎える秋田工業高等学校吹奏楽部は、2024年12月にマーチングの全国大会に出場しました。今回は3年生が引退して1、2年生19名で初めて迎えるステージとなりました。
カラーガード(フラッグなどを用いて視覚的表現を行うマーチングでは欠かせないパート)も加わり、ステージに華やかさが増します。
「みかづきマーチ」の主人公の美月が、マーチングを志すきっかけとなった曲です。
3年生が引退し、1、2年生の新体制になった自分たちも前向きに頑張ろうと思って演奏したとのことです。
こちらも「みかづきマーチ」のアキラが初めてステージドリルを書いた曲です。演奏のフォーメーション変化や軽快なステップ、カラーガードのソロも織り交ざって、会場は大変盛り上がりました。
演奏後に記念撮影。
山田先生から記念品としてイラスト入り色紙と、顧問の先生へ花束が贈られました。
顧問の先生は、なんと山田先生の高校時代の恩師!大人になってからのこうした巡り合わせは、感慨深いですね。
続いてトークイベントを開催。
ナビゲーターは当館館長が務めました。
トークのテーマは「山田はまち先生から後輩へ伝えたい事」
山田先生が漫画家になるまでの軌跡、そして、これから社会に出る後輩たちへ3つのメッセージを届けるという内容でトークが始まりました。(客席には先ほど演奏を披露した秋田工業高等学校吹奏楽部の部員のみなさんの姿も!)
まずは山田先生の生い立ちから漫画家になるまでをお話いただきました。
山田先生は秋田県潟上市出身。中学、高校の6年間、吹奏楽部で青春を過ごされました。(特に全国を目指していた高校の部活はハードだったとか!)
県外へ就職してから秋田へ帰郷し、地元で生活していくうちに「好きなことに挑戦しないでいくのはもったいない」という気持ちがだんだん膨らみ、覚悟を持って上京して漫画家を目指したそうです。
次に、山田先生が伝えたい3つのメッセージ、「やりたいことから逃げない」「成功者を知る」「うまくいかない時こそ、見直す」について、ご自身の経験を踏まえ、お話いただきました。とても心に響く言葉ばかりでした。
山田先生、演奏を披露していただいた秋田工業高等学校吹奏楽部の皆さん、ありがとうございました!
イベントにご参加いただいた皆様も、ありがとうございました!
今後も皆様に楽しんでいただけるようなイベントを企画してまいります。
イベント情報については、HPやSNS等で随時告知していきますので、是非チェックしてくださいね!